犬の心臓肥大

心臓肥大とは、その名の通り心臓が大きくなる症状でシーズー犬がかかりやすい病気の一つです。心臓は体全体に血液を送り出しているのですが、何らかの理由で負荷がかかり心臓の筋肉が発達して結果的に大きくなってしまうのです。

心臓が大きくなると縮む力が弱くなり体全体に血液を送りにくくなります。場合によっては、肺水腫や動脈血栓塞栓病などを引き起こします。

シーズーの他かかりやすい犬種は、トイプードル、チワワ、マルチーズ、ヨークシャーテリアなどの小型犬です。遺伝的疾患でキャバリアもかかりやすい傾向にあります。

心臓肥大の原因で多いのは肥満で、その他遺伝や老化が関係することもあります。普段から塩分の高いものを与えると心臓に負担がかかり心臓医大を起こしやすいので食生活に十分気を付けてください。また、肥満も心臓には良くないのでカロリーコントロールもしっかり行うようにしましょう。

主な症状は、咳です。咳の数が増えたりいつもと違う咳をすることが続くのであれば心臓病を疑ってください。初期のころはわかりにくいものが多いので飼い主さんが見落としてしまうことが多いというのも特徴の一つです。7歳を超えたら定期的な検診を行うと安心です。

咳の他には、疲れやすくなったりいびきをかくようになったりします。場合によっては呼吸困難や失神の症状を起こすこともあります。

心臓肥大の治療は、完治を目指すのではなく、進行を遅らせることをメインにします。病院での投薬治療と合わせて塩分やカロリーの少ない食事を与えていくことになります。手作りごはんもお勧めですが、やはり専門的な部分で難しいこともありますので、病院で売られている療養食のほうが良いでしょう。